納品日が1日遅れてしまったので配給元のディスクユニオンの店舗以外はちゃんと並べられるか分かりませんが、本日1月12日はFusha recordsの1作品目となる、藤井洋平『この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう』発売日です。
本来なら段階を踏んで宣伝をしていかなければならなかったのに、如何せん、パソコンが苦手なので画面に向かっても見えない相手にどんなことを宣伝するんだって二の足を踏みまくっていました。
まず、なぜわたしが藤井くんの作品を出すことになったのかというと、一昨年の秋にエド・アスキューの新作を出してしまったHalf Yogurt・野村和孝くんからの要請で「誰かいい音楽やっている日本人知らない?」と訊かれ、真っ先に浮かんだのが藤井くんでした。そこですぐに連絡をして、その年の暮れまでには出そうということになりましたが、納得できるモノに仕上がったのが翌年の3月末。その間、通して聴いた回数は500回は超えていたと思います。そして聴けば聴くほど愛着が湧いてくる曲たちをどうしても自分で出したいという欲求が強くなり、当初予定していたHalf Yogurtからの発売を見送りFusha recordsを始めることになりました。蛇足ですが、エド・アスキューはHalf Yogurtから新作を出したのがきっかけで今度は何とDrag Cityから84年に録音していた音源をLPとmp3のみで発売することになったみたいです。CDの発売がないというのが今を象徴していますが、ジャケットがすばらしくカッコいいのでLPでのリリースは本当にうれしいです。
藤井くんへの想いはジャケット内に書かせてもらいました。ラブレターみたいな文章になってしまいましたが、やっと告白できたと少しスッキリした気持ちです。
それではみなさん藤井洋平のCDを買って聴いてみてください。